ねこが吐いた…これって病気?🙀

【第32回 服部幸先生 WEBセミナー】

皆さんこんにちは!
ねこ検定運営事務局新人のKと申します!🐈

今回もっとねこについて詳しくなるために
服部幸先生の【嘔吐】をテーマとしたWEBセミナーに参加してきました!

健康なねこでも毛玉を月に一回や数か月に一回は吐くことがあります。
吐いている姿を見るとつい心配になりませんか?
でも吐いた後は何もなかったようにご飯を食べている姿をみて安心することもしばしば…

愛猫が吐くたびに心配になると飼い主さんも気が気ではありませんし、
何より適切な対応ができないことで愛猫を苦しめてしまうかもしれません。

今回のセミナーではねこが嘔吐する理由や対策など、
ねこが吐くことの全般的なことについて説明をしていただきました。

実際にねこが吐くシーンなどを動画や画像を見ながら説明が聞けるので、
ねこを飼っている人はご自身の愛猫と比べながら聞くことができますし、
これからねこをお迎えする方もイメージを持ちながら説明を聞けると思います!

また服部先生の仮説や実際に診察した経験談を交えてお話を聞けるので、
ネットでは手に入らない情報を聞くことができてとても学びが多かったです!

私がセミナーに参加して一番印象に残っているのは「異物・誤食」です。

猫の入院・手術のTOP3に入っている異物・誤食。
ねこは色々な物を口にしてしまい実際に服部先生の病院で手術したものとして、
ウレタンマット、サンダル、鈴、ミシン糸、リボン、ヘアゴムなどがあります。
個人的にびっくりしたのがメガネ拭きを一枚食べてしまったことです…
メガネ拭きを食べた猫の体内の画像を見た時はぞっとしました🙀

異物・誤食で特に危ないのがひも状のもので、誤食してしまうと腸を傷つけ引き裂いてしまいます。
そうなると排泄物がおなかの中に漏れてしまい腹膜炎のきっかけに…
またお尻から紐が出ている時は無理に引っ張らないようにしてください!
こちらも腸を傷つけてしまいます。
とにかく異物・誤食はすぐに動物病院に行って先生に診てもらいましょう。

一度異物・誤食をするねこは繰り返し何回もしてしまうので、
危ないものをかじっている時はそれをどこかにしまっておくなど
そもそもねこが食べられないような対策を取りましょう!

最後に私がセミナーに参加して特に覚えておきたいポイントが2つありました。
1つ目は、吐いた時はまずは吐いたものの写真を撮影しておくこと
2つ目は、病院に行く際は食事を与えないこと
少しでも適切な診察をしていただけるようにこの2つのポイントは特に抑えておきたいと思いました!

セミナーでは他にも「リンパ腫(消化器型)」の内容などまだまだ書ききれないほどの猫が嘔吐する理由について聞かせていただきました!

セミナー後にはチャットにて質問ができますので、
セミナーを聞いて疑問に思ったことや、ご自身の愛猫についてご相談する機会もあります。
申込をした方限定で見逃し配信も行っているので当日視聴できない方やもう一度見たい方はぜひ見逃し配信を見てください!

【次回のお知らせ】
次回は8/19(土)21:00~22:30に「下痢」をテーマとしたセミナーがあります!
申込締切は8/19(土)12時までとなっています!

申込サイトは下記URLより!
https://e-ve.event-form.jp/event/59479/hattoriwebinar230819

【服部幸先生 プロフィール】

北里大学獣医学部 卒業
2年半の動物病院勤務
2005 SyuSyu CAT Clinic 院長を務める
2006 アメリカ テキサス州の猫専門病院 Alamo Feline Health Centerにて研修プログラム修了
2012 東京猫医療センターを開院
2014 JSFM(ねこ医学会)理事
17年間、猫の専門医療に携わる

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